桂文福VS桂文鹿

「桂文福VS桂文鹿」

大阪の落語マニアさん勢揃いの客席。(出囃子)「キューピー」が流れて文鹿から・・・と思いきや白鹿が出てきての1席。開演から今日はチラシに描かれてない事が、いっぱい詰まってる期待感を既に増幅できたかな。ということでワタシは16年ぶりに(桂ちゃん好時代の出囃子)「奈良囃子」を使いました。今日は1回切りの無茶ばっかり演り倒すので落語も河内音頭も客席から撮影自由です。扇子と手ぬぐい以外に懐中時計や根付など着物の付属品や身体に付いているモノは高座にもって上がることが許される・・・・ということで帯に大相撲のサガリを付けて日頃やらない北勝富士関・石浦関・照強関の形態模写。ついでに身体に付いてるものということで・・・・「悟空ちゃん出てらっしゃい、ハ~イ」。そこから文鹿が文福流の「大相撲風景」。相撲甚句も入れて半分物まね大会。

続いて文福師匠が約35年ぶりに演じた注目の「アスパラガス」。青菜のパロディーですが、ガッツンと落語で勝負した師匠の惚れ惚れする姿でしたよ。天井が落ちるくらい爆笑にして休憩後は、文鹿、落語家人生最初で最後の河内音頭。ワタシの少年時代から入門までのエピソードを音頭で。入門後、今日までを文福師匠がリレーで繋いでくれました。対談途中で特別ゲスト乱入で、ぽんぽ娘まで音頭の衣装というのがこの落語会のオチ。3日後に誕生日を控えた文福師匠が、お客さんより御用意いただいたバースデーケーキの蠟燭を消してお開き。雨の中に皆さんありがとう。

#落語


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