鶴笑師に米澤彦八を継いでほしい人たちの会

「鶴笑師に米澤彦八を継いでほしい人たちの会」ご来場ありがとうございました。当然ながら神の領域の名跡襲名には賛否がある。枝鶴師匠が仰る「襲名に向けての筋が違う」それは反省しつつも、こういう提議の仕方があっても良いとも感じてる。中入り後、定式幕が開かれると舞台を埋め尽くす落語家の数にドヨメキと鳴りやまぬ拍手が起きました。「風当たりのキツイ会やけど顔を晒して出てやろうやないか」という先輩後輩のお気持ち、それはなぜなのか?・・・鶴笑兄さんだからです。喧嘩モードで凍り付くシーンもあったが、それだけ大ごとの襲名提案であり、また出演者もお客様も、そんな熱量を示してくださったということだと捉えている。鶴笑師の高座が終わると再び拍手が鳴りやまず、涙ぐみハンカチで涙をぬぐうお客様が多数おられた。遠く名古屋や横浜からも鶴笑師の支援者がお越し下さった。やっぱり鶴笑師匠は「ドラマチックな落語家」よ。私もこういう力業の事の起こし方は、今回限りです。打ち上げの締めの御挨拶に鶴笑師が「今日で腹が決まった」とおっしゃった。皆さんのご賛同も得たいし、最高のパフォーマンスである鶴笑師の芸はみんなが認めるものの、米澤彦八という超高層のハードルを越えられるよう内外に支援の輪を広げていきたいと思う。

桂文鹿   ホームページ

スケジュールなど 連絡先・ajiwaikaku@outlook.jp (味わい企画)

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